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架空戦記

連合艦隊1944  鋼鉄の巨人たち


次回予定

駆逐艦 夕凪


近日予定

空母 龍譲

戦艦 霧島










『瑞穂』

南方の島々には長大な滑走路を作ることが出来ない小島が点在

していました。


そのため比較的波の穏やかな湾があれば離着水ができる水上機

が重宝がられます。


そんな理由で日本海軍においては水上機母艦が発達していたと

いえるでしょう。


『瑞穂』も多数の水上機を搭載し、用地確保を期待されて建造

されました。


当初ディーゼル機関のみで竣工しましたが期待通りの性能を発

揮できず、タービン併用型として改良を施されます。


おかげで艦隊に随伴する能力を得るのに5年という歳月を要し

てしまいました。

 


『瑞穂』は開戦と共に西村艦隊に所属、フィリピン攻略戦に参

加します。


搭載機は瑞雲24機。

これを艦隊の偵察の目として発艦させていたのです。

夕闇迫ろうとしていたとき、瑞雲4号機はリンガエン湾内で揚

陸作業を行なっている輸送船団を攻撃しようと肉薄しているキ

ンケード提督の東洋派遣艦隊を発見します。


その一報を受けて輸送船団護衛の橋本艦隊が防衛網をひき、見

事輸送船団を守り通したのでした。


続くミッドウェー沖海戦では、輸送船団を護衛してミッドウェ

ー沖に進出、最後の航空戦では空母部隊に直奄機を出し低空か

らしたり寄るアベンジャー部隊を攻撃、見事空母部隊を守りき

ったのでした。

連合艦隊1944 『鋼鉄の巨人たち』    戦 歴

水上機母艦 『瑞穂』

連合艦隊1944 鋼鉄の巨人たち

栄光の巨人たち

ここでは劇中に登場する各艦艇を模型で再現してみました。

完全に架空の艦船もあるのですが、ほとんどの艦は実在艦です。

実艦と違った遍歴を経て甦った勇姿を楽しみたいと思っています。

各艦ごとのショートストーリーと用兵の変換、

模型製作に当たっての逸話も含めて紹介していきたいと思います。

製作にあたって

史実では『瑞穂』は、大戦中最も早く沈んだ軍艦として名を

留めています。


よって新造時からほとんど改良を加えられることなく

最後を迎えています。

ここでは他艦同様44年仕様ですので、

艦橋前に遮風板を取り付け、マストも大型電探を取り付けるため

堅ろうに組み上げました。

実際には煙突はないのですがタービン併用ということで

取り付けました。

3式12センチ高角砲、37ミリ4連機関砲で武装した姿は、

実物より精悍になった気がします。

なお、瑞雲のキットが足らないため、半数は晴嵐を搭載させました。

 

 

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